レジ袋の持ち手の結び方で中身の安定性が変わる理由とは?
スーパーやコンビニで買い物をした際、レジ袋の持ち手をキュッと結ぶ方は多いのではないでしょうか?実はその“結び方”次第で、中身の安定性や運びやすさ、さらには中身の破損防止まで大きく変わるのです。今回は、意外と知られていない「レジ袋の結び方のコツと効果」についてご紹介します。
結び方次第で中身が偏る?
レジ袋の口を閉じるときに、ただ持ち手を“強く結ぶ”だけでは、袋の内部に圧力がかかり、中の物が潰れてしまったり、形の不安定な物(お弁当、惣菜、卵など)が傾いてしまう原因になります。
ポイントは、「袋の上部に余裕を持たせながら、緩やかに固定する」ことです。
安定する結び方「持ち手クロス結び」
以下の手順で「持ちやすく、中身が安定する」結び方ができます。
【手順】
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袋の中身を下に落ち着かせるように平らに整える。
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持ち手の片方を反対側にくぐらせるようにクロスさせる。
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緩やかに1回結ぶ(かた結びにしない)。
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上部に輪が残るようにすることで、持ち運びしやすく、内部の圧迫も防げる。
この方法だと、袋の口は閉まるけれど内部に空間が残り、通気性・安定性の両方を確保できます。
よくあるNGパターン
× ギュッときつく二重結び
→ 中身が潰れやすくなり、特にやわらかい食品にダメージが出やすいです。
× 口を開けたまま持ち運ぶ
→ 物が飛び出したり、袋のバランスが崩れやすくなります。
× 片方の持ち手だけをねじって結ぶ
→ 重さが一方に偏ってしまい、袋の底が斜めになって中身が傾きやすくなります。
その他のコツ
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袋は2枚重ねにすると破れ防止に◎
重たい物や角ばった商品の場合、外側に1枚かぶせておくと安心です。 -
底に薄い紙や布を敷くと揺れ防止に
ペットボトルや缶のような転がりやすい物を入れる際は、簡単な紙ナプキン1枚でも安定感が変わります。
まとめ
レジ袋の結び方はただの習慣ではなく、中身の安定性や破損防止に直結する実用的なテクニックです。ちょっとした工夫で、食品の持ち運びがより快適になります。次にレジ袋を手にしたときは、ぜひ「中身を守る結び方」を意識してみてください。
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