レジ袋の持ち手の結び方で中身の安定性が変わる理由とは?

スーパーやコンビニで買い物をした際、レジ袋の持ち手をキュッと結ぶ方は多いのではないでしょうか?実はその“結び方”次第で、中身の安定性や運びやすさ、さらには中身の破損防止まで大きく変わるのです。今回は、意外と知られていない「レジ袋の結び方のコツと効果」についてご紹介します。


結び方次第で中身が偏る?

レジ袋の口を閉じるときに、ただ持ち手を“強く結ぶ”だけでは、袋の内部に圧力がかかり、中の物が潰れてしまったり、形の不安定な物(お弁当、惣菜、卵など)が傾いてしまう原因になります。

ポイントは、「袋の上部に余裕を持たせながら、緩やかに固定する」ことです。


安定する結び方「持ち手クロス結び」

以下の手順で「持ちやすく、中身が安定する」結び方ができます。

【手順】

  1. 袋の中身を下に落ち着かせるように平らに整える。

  2. 持ち手の片方を反対側にくぐらせるようにクロスさせる。

  3. 緩やかに1回結ぶ(かた結びにしない)。

  4. 上部に輪が残るようにすることで、持ち運びしやすく、内部の圧迫も防げる。


この方法だと、袋の口は閉まるけれど内部に空間が残り、通気性・安定性の両方を確保できます。


よくあるNGパターン

× ギュッときつく二重結び

→ 中身が潰れやすくなり、特にやわらかい食品にダメージが出やすいです。

× 口を開けたまま持ち運ぶ

→ 物が飛び出したり、袋のバランスが崩れやすくなります。

× 片方の持ち手だけをねじって結ぶ

→ 重さが一方に偏ってしまい、袋の底が斜めになって中身が傾きやすくなります。


その他のコツ

  • 袋は2枚重ねにすると破れ防止に◎
    重たい物や角ばった商品の場合、外側に1枚かぶせておくと安心です。

  • 底に薄い紙や布を敷くと揺れ防止に
    ペットボトルや缶のような転がりやすい物を入れる際は、簡単な紙ナプキン1枚でも安定感が変わります。


まとめ

レジ袋の結び方はただの習慣ではなく、中身の安定性や破損防止に直結する実用的なテクニックです。ちょっとした工夫で、食品の持ち運びがより快適になります。次にレジ袋を手にしたときは、ぜひ「中身を守る結び方」を意識してみてください。

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