フローリングにワックスって必要?後悔しないための基礎知識


ピカピカのフローリングに憧れてワックスを検討している方は多いのではないでしょうか?

でも実際、「手間がかかるのでは?」「逆に滑りやすくなるって聞いたけど…」と疑問もあるはず。

この記事では、フローリングにワックスをかけるメリット・デメリットと、ワックスをかける場合の正しい方法をわかりやすくご紹介します。


ワックスをかけるべき?目的を知ろう

そもそもフローリング用ワックスとは、表面に保護膜を作って床をコーティングするものです。
以下のような効果が期待できます。

【ワックスの主な目的】

  • 傷・汚れ・水分からの保護

  • ツヤを出して美しく見せる

  • 掃除しやすくする


ワックスのメリット

① 見た目がよくなる

床にツヤと光沢が出て、部屋全体が明るく清潔に見えます。

② 傷や汚れの予防

家具や生活でつく小さな傷・ホコリ・水はねなどから床材を守る役割があります。

③ 掃除が楽になる

表面に膜があることで、ホコリや汚れが付きにくく、サッと拭き取りやすい状態に。


デメリットと注意点

① 定期的なメンテナンスが必要

ワックスは永久ではなく、半年〜1年で劣化します。
古いワックスの上に重ね塗りすると、ムラやベタつきの原因になることも。

② 床材によってはNG

最近の住宅で増えている「ワックス不要フローリング(UVコート)」には、ワックスをかけると逆に剥がれたり変色するリスクがあります。

③ 滑りやすくなることも

塗りすぎたり、適さない製品を使うとペットや子どもにとって危険になる場合があります。


正しいワックスがけの方法(基本の手順)

【必要なもの】

  • フローリング用ワックス(タイプに応じて)

  • ワックス専用モップまたは柔らかい雑巾

  • 中性洗剤・バケツ・掃除機・ゴム手袋

【手順】

  1. 掃除機・水拭きで床をしっかり清掃
     → ホコリや皮脂があるとムラになるため、念入りに。

  2. 完全に乾かす(30分以上)

  3. ワックスを均一に薄く塗布
     → 風通しのよい日中に行うのがおすすめ。

  4. 乾燥(1〜2時間)→ 2度塗り可

※ 塗りすぎ注意!厚く塗ると乾燥に時間がかかりベタつきの原因になります。


ワックスをかける前に確認したいこと

  • フローリングの材質がワックス対応かどうかをチェック

  • 定期的なメンテナンスが可能かどうかを考える

  • ツヤ感・防汚効果を期待するなら試してみる価値あり


誤った使用や不要な床材に塗ると逆効果にもなりかねません。
しかし、フローリングワックスは、正しく使えば大きなメリットがあるアイテムです。

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