包丁の切れ味をキープするなら「○○保管」が正解だった!
どんなに高級な包丁でも、使っていくうちに切れ味が落ちてしまうのは避けられません。しかし実は、「使い方」よりも「保管の仕方」によって、切れ味の持ちが大きく変わるのをご存じでしょうか?
今回ご紹介するのは、包丁を長く鋭く保つための正しい保管法。キッチンにありがちなNG収納例とともに、今日からできる簡単なポイントを解説します。
ありがちなNG保管法
包丁の保管で最もやってはいけないのが、他の調理器具と一緒に引き出しへ無造作に収納することです。
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金属同士がぶつかって刃が欠ける
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湿気がこもってサビやすくなる
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思わぬケガのリスクも
一見便利そうに見える収納ですが、切れ味や衛生面、安全性においてもデメリットしかありません。
正解は「包丁スタンド or マグネット式の壁掛け」
包丁を長持ちさせるコツは、刃が他の物に触れないように“独立して保管する”ことです。
▼ ① 包丁スタンド
木製・プラスチック製など様々なタイプがありますが、包丁ごとにスロットが分かれていて刃が守られているタイプを選びましょう。
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通気性があり、乾燥しやすいものを
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底が取り外せて洗えると衛生的
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狭いスペースにも収まる省スペース型もおすすめ
▼ ② マグネット式ホルダー(壁掛け)
見た目もスッキリおしゃれで人気のマグネットホルダー。壁に取り付けて刃を浮かせて保管するため、接触や湿気の心配が減ります。
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清潔に保ちやすい
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刃の状態がひと目で分かる
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ただし、磁力が弱いと落下の危険があるので注意!
保管前のひと手間でさらに長持ち
刃物の保管では、「使い終わったあとの手入れ」も非常に重要です。
▼ 包丁をしまう前の基本ルール
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すぐに水洗いする(特に酸や塩分の多い食材を切った後)
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水分をしっかり拭き取る(キッチンペーパーや布巾で丁寧に)
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そのまま保管せず、しばらく乾かす(10〜15分でも◎)
水分や食材のカスが残っていると、サビや臭いの原因になるだけでなく、切れ味の劣化も早くなります。
おまけ
包丁スタンドがない方や、キャンプなど一時的な収納時には、新聞紙で包んで保管するのもおすすめ。
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新聞紙には吸湿性と防臭効果あり
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刃同士の接触も防げる
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安価で手軽にできる
ただし、長期保管には不向きなため、あくまで一時的な方法として使いましょう。
まとめ
包丁は、調理の質を大きく左右する“料理人の相棒”。適切な保管を心がけるだけで、長く快適に使い続けることができます。
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