くしゃみをするときに目をつぶるのはなぜ?


誰でも経験がある「くしゃみ」。
実はくしゃみをするとき、人間は必ずといっていいほど「目をぎゅっと閉じる」仕組みになっています。これは無意識の動きですが、いったいなぜなのでしょうか?

目を閉じるのは防御反応

くしゃみは、鼻の粘膜がホコリや花粉などの刺激を受けて「異物を吹き飛ばそう」とする反応です。
そのとき、鼻や口から勢いよく飛び出す空気や微細な飛沫が目に入り込むのを防ぐため、反射的にまぶたを閉じて目を守っていると考えられています。

「目が飛び出さないように」という説は本当?

よく都市伝説的に「くしゃみのときに目を開けていると、眼球が飛び出す」と言われます。
しかしこれは医学的に根拠がなく、実際に飛び出すことはありません。
ただし、くしゃみの圧力で血圧や眼圧が一時的に上がるため、体が自然と「閉じる反射」をするのは理にかなっているのです。

くしゃみの瞬間はコントロールできない

くしゃみは「反射動作」なので、自分の意志で止めたり目を開けたりするのはほぼ不可能。
意識して目を開けていようとしても、脳が勝手に防御反応を優先してしまうのです。

まとめ

  • くしゃみのときに目をつぶるのは「飛沫や刺激物から目を守るため」

  • 目が飛び出すことはないが、眼圧上昇の影響で反射的に閉じる

  • 自分の意志ではコントロールできない自然な反応

何気ない日常動作も、体を守るためにちゃんと仕組まれているんですね。

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