意外と難しい?マスキングテープをキレイにはがすためのコツ
マスキングテープはDIYやラッピング、壁のデコレーションなどに便利なアイテムですが、いざはがすときに「途中でちぎれた」「のりが残った」「紙が破けた」など、うまくいかない経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は、マスキングテープを跡を残さず、キレイにはがすための方法と注意点を詳しく紹介します。
なぜキレイにはがれないの?
マスキングテープがキレイにはがれない原因はいくつかあります。
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時間の経過
貼ってから長時間経つと粘着剤が素材に染み込みやすくなり、はがしづらくなります。 -
貼る面の素材
紙や木材など、表面がざらついていたり繊維がある素材では、粘着剤が入り込みやすく、破れの原因になります。 -
湿気や温度の影響
高温多湿な環境では粘着力が変化し、のり残りやちぎれを起こしやすくなります。
キレイにはがすための基本のコツ
貼ってから長期間放置しない
マスキングテープは一時的な固定が前提。数日〜1週間以内でのはがしが理想です。
ゆっくり、斜めに引っぱる
はがすときは、テープと貼っている面の角度を45度程度に保ちながら、ゆっくりと引っぱるのが基本。真上に引っぱると、表面がはがれる原因になります。
手の熱で少し温める
気温が低かったり粘着力が強い場合は、手のひらで数秒間あたためると粘着剤がやわらかくなり、スムーズにはがれます。
状況別応用テクニック
● 紙や壁紙に貼っている場合
→ はがす方向を間違えると紙が破けてしまいます。紙目(繊維の向き)に沿って引くようにしましょう。
● プラスチックやガラスに貼っている場合
→ のりが残ってしまうことがあります。残ったのりは、消しゴム・中性洗剤・除光液などでやさしく拭き取るとキレイになります。
● すでに劣化しているテープをはがしたい場合
→ ドライヤーで軽く温風を当ててからはがすと、のりが緩んでキレイにはがせます。ただし加熱しすぎないよう注意。
避けたいNG行動
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勢いよくビッとはがす
→ 破れ・のり残り・素材の損傷の原因になります。 -
湿気の多い場所で長期使用
→ のりが素材に染み込み、はがし跡が残りやすくなります。
まとめ
マスキングテープをキレイにはがすには、「貼ってから時間を空けすぎない」「ゆっくり斜めにはがす」「温めてから作業する」の3つがポイントです。
適切な使い方をすれば、マスキングテープは作業の強い味方。ちょっとした工夫で仕上がりがグッと良くなるので、ぜひ試してみてくださいね。
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