使いかけレモンを長持ちさせる賢い保存方法
料理やドリンクに爽やかな酸味を加えてくれるレモン。でも、1個丸ごと使いきることって意外と少ないですよね。「半分だけ使って、残りをラップして冷蔵庫に入れたら干からびていた……」なんて経験は誰にでもあるはず。
今回はそんな「使いかけのレモンを無駄にしない」保存のコツをお伝えします。
なぜレモンはすぐに乾燥するのか?
レモンは水分を多く含む果物で、カットした瞬間から断面からどんどん水分が蒸発していきます。さらに冷蔵庫内の乾燥した空気によって、中までスカスカになることも。
また、空気中の雑菌も繁殖しやすいため、時間が経つと酸っぱさではなく苦味や変な臭いが出てしまうこともあります。
正しい保存方法① 断面を下にしてラップ保存
カットしたレモンを保存する最も基本的な方法は、
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断面を下にして置く
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しっかりラップで包む
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冷蔵庫のチルド室または野菜室に入れる
これにより断面の乾燥と酸化を防ぎつつ、冷えすぎも避けられます。
正しい保存方法② 小皿にレモン汁を張って保存
カットした断面が空気に触れないようにする方法としておすすめなのが、
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小皿にレモン汁を少し入れる
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その中に断面を下にして置く
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ラップや蓋で密閉して冷蔵保存
この方法は断面がレモン汁でコーティングされるため、乾燥・酸化・雑菌の繁殖を防止できます。2~3日は美味しさをキープできます。
正しい保存方法③ 冷凍保存もアリ!
数日以内に使いきれないと分かっている場合は、冷凍が一番安心です。
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輪切りにしてラップ+保存袋
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絞って製氷皿に入れて凍らせる
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皮ごとすりおろして冷凍もOK
解凍後は食感がやや落ちますが、ドリンクや料理用に使うなら全く問題なし。冷凍レモンは皮まで削って使えるので、風味がグッとアップします。
NGな保存方法は?
× カット面を上にして放置
× ラップせずにそのまま冷蔵庫へ
× 長期間冷蔵で放置(1週間以上)
これらはすぐに乾燥したり、雑菌が繁殖したりする原因になります。変色・異臭・ネバつきがあればすぐに破棄しましょう。
まとめ
レモンはちょっとした保存方法の違いで、鮮度も香りも大きく変わります。
「冷蔵=正解」ではなく、断面の保護・密閉・適温管理がカギ。1個のレモンを無駄なく、最後まで美味しく使い切りましょう!
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