洗濯物の部屋干し臭を防ぐ「60℃お湯すすぎ」の秘密
梅雨時や冬場など、外に洗濯物を干せないときに気になるのが部屋干し臭。
あの独特な臭いの正体は、洗濯物に残った「モラクセラ菌」という雑菌です。
この菌は湿った環境を好み、低温で繁殖が活発になります。
臭いの原因
洗濯機で普通に洗っても、この菌は完全には死滅せず、乾くまでの時間が長いとどんどん増えてしまいます。増殖の過程で発生する化学物質が、あの嫌なニオイの元なのです。
60℃のお湯ですすぐ
モラクセラ菌は、60℃以上の熱でほぼ死滅します。
そこで、すすぎの最後に60℃前後のお湯を使用する方法が効果的。具体的には以下の手順です。
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洗濯機で普段通りに洗う
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脱水後、バケツや浴槽に60℃前後のお湯を用意
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洗濯物を5〜10分浸す
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もう一度軽く脱水して干す
※熱に弱い素材(ウール・シルクなど)は避けてください。
さらに効果を高めるポイント
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干すときは扇風機や除湿機を使って速乾させる
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洗濯槽自体のカビ・菌対策も定期的に行う
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生乾きになりやすい厚手のタオルは、干す前にある程度乾燥機にかける
まとめ
部屋干し臭の最大の原因は「菌」。
60℃お湯すすぎを取り入れることで、菌の繁殖を抑え、洗濯物を清潔で快適に保つことができます。特に梅雨時や冬場は、この方法が大きな助けになります。
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