スマホを枕元に置くと眠れなくなる?科学的に見る「夜スマホ」の落とし穴

寝る前のスマホ、ついやってしまいますよね。SNSチェック、YouTube、ニュース……。でもこの習慣、実は睡眠の質を著しく下げていることがわかっています。

その最大の原因は「ブルーライト」。

スマホの画面から出るブルーライトは、昼間の太陽光と似た波長を持っていて、脳を覚醒状態にしてしまうのです。すると、本来寝る準備をしていた体内時計が乱れ、メラトニン(眠気を促すホルモン)の分泌が抑制されてしまいます。


寝つきが悪くなる、だけじゃない?

実際に、寝る直前までスマホを使う人はそうでない人と比べて

  • 入眠までの時間が平均15〜30分長い

  • 睡眠時間が短くなる傾向

  • 翌朝の疲労感・集中力低下が起きやすい

さらに、SNSなどでネガティブな情報を見てしまうと、脳がストレス反応を起こして眠れなくなることも。


じゃあどうすればいいの?

すぐに全部やめるのは難しいですよね。そこでおすすめの「寝る前スマホ対策」をご紹介します。

1.夜9時以降はナイトモードON

→ 画面が暖色系になることでブルーライトを減らせます。

2.アプリごとに「時間制限」機能を活用

→ SNSやYouTubeの使用に時間制限をかけておくと、つい見過ぎることを防げます。

3.寝る前30分はスマホを見ない

→ 代わりに読書やストレッチなど“眠れる習慣”を作ってみましょう。

4.目覚ましはスマホ以外を使う

→ 枕元にスマホがあるとつい手に取ってしまうので、別のアラームを使うのが理想です。


スマホを手放すだけで、眠りの質はぐっと変わります。

今日から少しずつ、心と体を休める習慣を取り入れてみませんか?



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